建物の外壁に用いられるパネル状の仕上げ材を、サイディングと言います。
従来の仕上げ材はモルタルが主流でしたが、耐用年数が長いため近年サイディングを用いた建物が多くなってきました。
サイディングは耐久性が高いとはいえ、ある程度年数を重ねると交換が必要です。
今回は、サイディングを交換する目安について紹介します。
▼サイディングを交換する目安
■施工から20年以上経っている
サイディングの素材によっても耐用年数が異なりますが、一般的に寿命は15年から30年と言われています。
定期的にメンテナンスをしていて大きな不具合がない場合でも、施工から20年以上経っている場合は交換が必要です。
また、見た目に問題がなくても、外壁の内部に不具合が生じているケースも少なくありません。
耐用年数に関係なく、プロによる定期的な点検で交換が必要となった場合は早めに行いましょう。
■サビが発生している
雨風から建物を守っているサイディングは、ある程度年数が経つとカビや苔が発生します。
カビや苔は表面の塗装を劣化させやすいため、特に金属製のサイディングではサビの発生につながりかねません。
また台風や飛び石など傷が入ることでも、時間が経つとサイディングにサビが発生します。
サビを放っておくと外壁内部の不具合につながるため、早めの交換が必要です。
■ひび割れや剥がれがある
サイディングの塗料が劣化すると細かくひび割れたり、塗膜が剥がれたりすることがあります。
このような塗料の劣化は、建材を保護する機能が落ちている状態でもあるため、塗替えや交換が必要です。
劣化の度合いによって施工の内容が変わるため、自己判断ではなくプロに点検してもらいましょう。
▼まとめ
サイディングは施工から20年以上経っていたり、サビや塗膜のひび割れ・剥がれなどが発生したりする場合が交換の目安です。
外壁の不具合は高所にある場合もあり、自己判断による交換時期の決定が難しいためプロへ相談しましょう。
厚木市にある『カベシマ建築』は、住まいの幅広いリフォームに対応しております。
外壁塗装やサイディングの交換についても承っておりますので、施工をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。